ご挨拶

HISTORY一人の技術者の挑戦から、90年以上続く真空技術へ。


当社は1932年(昭和7年)、創業者・佐藤勇助により東京都品川区大井にて創業いたしました。創業者は当時、光学機器メーカーに技術者として勤務しておりましたが、ものづくりへの強い志を胸に独立し、自らの工場を開設。航空関連部品の製作を手掛けたことが当社のはじまりです。

しかし、戦後の社会情勢の変化により軍需産業は急速に縮小します。そのような中、創業者は工場を間借りしていた職人が真空ポンプの修理を行っている姿を目にしたことをきっかけに、真空技術という未知の分野に強い可能性を感じました。そこから当社の真空技術への挑戦が始まります。

当初は真空ポンプの修理から事業をスタートし、試行錯誤を重ねながら技術を蓄積。1947年には小型真空ポンプの開発・製造に成功しました。これにより、当社は国内でもいち早く真空機器の開発に取り組むメーカーとして歩みを進め、現在では国内でも3番目に長い歴史を持つ真空機器メーカーの一つとなりました。

その後、真空ポンプの製造に加え、真空装置の開発・製造へと事業領域を拡大。事業の発展に伴い、1971年に埼玉県新座市へ拠点を移転し、さらに1983年には現在の埼玉県入間郡三芳町へ本社・工場を移転いたしました。また全国のお取引先とのネットワークを強化するため、1989年には大阪営業所を開設し、西日本地域においても営業体制を確立しました。

現在、当社は従業員約40名規模の企業ではありますが、真空ポンプおよび真空装置の幅広いラインナップと、用途に応じた最適な機器選定力を強みとしています。研究開発用途から生産プロセス用途まで、あらゆる産業分野のニーズに対応し、全国3,000社以上のお客様とお取引をいただいております。

創業以来受け継いできた技術と信頼を礎に、今なお真空技術を通じて産業と研究開発の発展に貢献しております。

POLICY「好き」を理由に選ばれる会社でありたい。


全社員

「“好き”を理由に選ばれ、愛着を持って長く使っていただく。」

それが、私たちの大きなテーマであり、日頃から社員に伝えている考え方です。

当社は長年にわたり、多くのリピートのお客様に支えられてきました。もちろん新しいお客様との出会いも大切ですが、私たちは何よりも、既存のお客様に「当社のファンであり続けていただくこと」を大切にしています。

品質や価格だけでは大きな差別化が難しい時代において、お客様が企業を選ぶ理由は、「誰から買いたいか」「どこが好きなのか」「どの会社や人を応援したいか」といった価値へと広がっていると私たちは考えています。

変化が激しく、モノが溢れる時代だからこそ、企業には独自の美意識が必要です。製品やサービスに哲学や偏愛を込めることで、社員やお客様の中に愛着や共感が生まれ、感謝や応援の輪が広がっていく。そのような深い信頼関係を築いていくことを、私たちは目指しています。

VISION唯一無二の存在へ


世界トップレベルの技術

私たちが目指すのは、企業規模の大きさではありません。

特定の分野において世界トップレベルの技術を持ち、「この分野なら右に出る者はいない」と言われる存在になることです。規模は大きくなくても、特定のカテゴリーで圧倒的な強さを持ち、唯一無二のブランドを築く。そんな企業でありたいと考えています。

私たちが向き合っているのは、目に見えない「真空」という環境です。
しかし、その見えない世界を正確に利用する技術は、半導体や電子部品、化学、研究開発など、社会の最先端を支える重要な基盤となっています。私たちの仕事は決して表に出ることの多いものではありませんが、ものづくりの根幹を支える重要な役割を担っていると自負しています。

私たちが目指しているのは、単なる製品づくりではありません。
お客様にとって“一生モノ”となる製品との出会いを提供し、関わる人の心を湧かせることです。時代が変わっても価値を失わず、使う人に長く愛され続ける製品を生み出すために、設計、製造、品質、サービスのすべてに責任を持ち、常に現場に寄り添い続けていきます。日々の小さな改良や地道な改善の積み重ねこそが、本当に信頼される製品を生み出すと私たちは信じています。

一方で、ものづくりを取り巻く環境は大きく変化しています。技術革新のスピードは加速し、企業にはこれまで以上の柔軟性と挑戦が求められています。私たちはこれまで培ってきた技術と信頼を大切にしながらも、過去のやり方にとらわれることなく、新しい技術や考え方を積極的に取り入れていきます。変化を恐れず、自ら進化し続ける企業でありたいと考えています。

ものづくりの価値は、設備や技術だけで生まれるものではありません。
そこに関わる人の誇り、責任感、そして挑戦する姿勢によって形づくられます。私たちは、現場を大切にし、人を大切にし、技術を磨き続ける企業であり続けます。

真空という見えない技術で、社会の見える未来を支える。
それが、私たちの使命です。